そういった疑問に答えます。
オンライン英会話で「言いたいことが言えない、出てこない」良くある悩みですよね。
でもレッスンが終わって、ふと何気ないときに
「あっ、ああいえばよかったかな」
と単語が出てくることありませんか。
安心して下さい。
こういった「後になって言葉が思いつく」というのは、英語を話すだけの力は備わっています。脳からの伝達に時間差があっただけです。
実はちょっとした工夫でその時間差をなくし、言いたいことが「スグに」言えるようになります。
すぐ出てこない理由を紐解き、出てくるコツについてお話しますね。
- 言いたい事が言えない理由
- 言いたいことが「スグに」言えるようになるコツ
本記事の信頼性
・レッスン総回数2600回以上(1レッスン25分)
・レッスン総時間1300時間以上
→社内英語研修担当を任され、社員英語力を+5%英語力を底上げ。仕事や趣味を通じて、世界中の人とつながり、”英語で世界が変わった”。
目次
オンライン英会話で言いたい事が言えない理由
結論、日本語→英語にする訓練が不足しているからです。
でも安心して下さい。これはあなたが悪いと言っているわけではなく、日本学校教育が悪かっただけ。
思いだしてみて下さい。そもそも・・・。
学校の授業では「英語→日本語」にする学習をひたすらやりませんでしたか?でもです、「日本語→英語」にする学習って、殆どしませんでした。なぜそのような学習になっていたのか。
これは僕の考えでは「日本語→英語」学習をしてしまうと、能力を評価する方法が必然的に英語ベースのスピーキングやライティングになってしまう。そうなると先生側のスキルや学習時間の問題から難しかったのではないでしょうか。
でも、学校では教えてもらえなかったとはいえ、
どうして僕たち日本人は「日本語→英語」変換が苦手なのでしょうか?
これちょっと言語化が、むずかしいのですが
→僕たちが大人になっていく過程でたくさんの、大人らしい言葉を学んだことに原因がある
と思っています。
次で説明します。
言いたいことが言えない理由→思いついた日本語を英語に変換している
言いたいことが言えない理由、それは
「思いついた日本語を、一生懸命英語に変換しようとしている。」
これだと思います。
もっと具体的に言うと、
「たまたま、その時に思いついた日本語を、むりくり英語化しようとしている。」
これが初心者にありがちな、「言いたいことが言えない」最も大きな理由です。
下記にくわしく説明します。
思いついた日本語を英語に変換しようとするのは、もちろんこれ自体は当たり前で、すばらしいことなのですが、ぶっちゃけこの「思いついた日本語を英語に変換する」やり方ではいつまでたっても話せないと思います。
大人の言葉とは、例えば以下。
- 案の定
- 忖度
- 想定外
長くなりそうなので次の章で解説します。
初心者でも言いたいことがスグに言えるコツ
こういった大人の言葉を知っているがゆえに、それを英語に変換するときに足かせになっているです。
ようは「パッ」と思い浮かぶ日本語をそのまま英語化しないこと。
たまたま思う浮かんだ日本語を英語にするなんて相当大変ですよ。通訳レベルです。
初心者が会話を続けるためにはコツは
「思いついた日本語を小学生にでもわかるような言葉に変換すること」
「あなたが知っている英単語で話すこと」
最も大事なことは
「あなたが知っている英単語で話すこと」
これ結構大事ですよ。英語なんてこれから何か新しい英語の単語を覚えたり、イディオムを覚えたりではなく、
そもそも、あなたの周りの「少し英語が話せる人」と、「あなた」に英語のレベルに大差は無いと思います。
もっというと、日本人の英会話力ってそんなに差はない。とさえ思っています。じゃその違いは何か。
「思いついた日本語を英語に変換できるコツを知っているかどうか」だけの違い
ただそれだけだと思います。
つまり、もうこれ以上、単語は覚えなくてもいいのです。今あなたが知っている、持っている英語の表現からピックアップして言い直して話せばいいのです。
「思いついた日本語を小学生にでもわかるような言葉に変換すること」
言いたいことが頭にあるのに英語に出来ない。その原因は思いつきの日本語をそのまま英語に変換しようとするから。
じゃどうしたらいいのか?
日本語→英語変換するときだけ、単語の目線を落として話すんです。
これができるだけで、劇的に英語直せるようになると思います。
具体例をだしましょう。
僕たちが普通に使っている言葉です。まずは、これを英語に出来ますか?
・私は拒否出来ません。I can't ○○.
・台風が上陸します。 Typhoon will ○○.
・このバッテリーは高寿命です。 This Battery has ○○.
「拒否」「上陸」「高寿命」につまづくはず。
つまり、これ大人のことば。普段何気に使っている日本語を英語にすることは結構難しいことが分かったと思います。
なのでこれらを、そのまま英語化するのではなく、小学生にでもわかる言葉に変換することです。
- 拒否 ⇒ 断れない ⇒ 賛成できない
I can't agree. - 襲来する ⇒ 上陸する ⇒ 来る
Typhoon will come. - 高寿命 ⇒ 寿命が長い ⇒ 命が長い
This Battery has long life.
どうですか。こんな感じです。簡単じゃないですか?これならいけそうな気がしませんか。
繰り返しですが大事なことは下記の2ステップです。
- 思いついた英語を、小学生にも伝わる簡単な日本語に変換する
- 変換した日本語を英語化する。
では以下の日本語→英語化してみましょう。
日本文
- これは大切なお守りです。
- 私は子供を寝かしつけます
- 手ごろな価格です
- バッテリーが長持ちします
- 4車線道路
- フルーツの詰め合わせ
- ミーティングがダブりました
- 私は筋肉痛がする
- 彼女は携帯ゲームで遊ぶことに夢中になっている
- 意見が割れる
英文
- This is a precious amulet.
- I put my child to sleep.
- Affordable price.
- The Battery has long life.
- 4-lane road.
- Assorted of fruits.
- The meeting was doubled.
- The muscle development.
- She hooked play mobile games.
- Opinion is divided.
どうですか、これならいけると思いませんか。
基本的に、僕たち大人が一発目に思いつく日本語を英語化するのは難しいと思っていいです。
だから、思いついた言葉を必ず一歩踏み込んで「もっと簡単な言い換えは無いか」変換するクセをつけることです。
世界一難しい日本語を、英語にそのまま訳すのは上級者でも難しいもの。もし言い換えもせずに、言いたい日本語を全て英語にできるようにするためには、遠大な単語や語彙を覚える必要がありますが、通訳を目指すわけでもないので、そこまでは不要ですよね。
「なんていうかな」ではなく「なんて言い換えれるかな」の考えを持ってシンプルに伝えることが、英語を話すうえで重要だと僕は思います。
この”言い換えワザ”のコツをつかんでしまえば、大体は言えてしまうことを実感できると思いますよ。
言い換えテクニックはクイズとして楽しく取り組む
「言い換えテクニック」を使うことで簡単に英語を話せるようになると思います。
ただちょっとだけ努力することがあって、それはどんなに簡単な単語でもすぐ出てこなければ意味がない。ということです。
日常の中にはもっとたくさんの日本特有の言い回しがあるかと思いますので
「これを小学生に言い換えるとすればなんというだろう」
「どう言い換えれば、小学生にでも伝わるか?」
上記を意識することです。
カリカリ机の上での勉強ではなく、、クイズのように。
あとは、あいづち等もうまく使って会話のラリーを続けるともっと良い。
あいづちの仕方、バリエーション、これをしっておくだけで、相手に話させ自分は聞き手に回ることもできます。
これに関しては≫読むだけで身に付いて会話が続く【あいづち・質問・聞き直しのコツ】33選に記載していますので、いろいろな”返し”をマスターしてください。
大丈夫です。
以下では初心者でも出来るスモールトークのコツについて解説しています。≫【すぐ使える!スモールトークネタ33選】最初の5分でオンライン英会話講師のハートを掴むをどうぞ。
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【すぐ使える!スモールトークネタ33選】最初の5分でオンライン英会話講師のハートを掴む
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まとめ 大事なこと⇒「自分が知っている英語でどう表現するか」
これに尽きます。
まずはあなたがすぐ口に出して発話できる英語でどのように表現するかです。
そのイメージは小学生にも伝わる言葉を英語化することです。
「言い換えテクニック」は「発想の転換トレーニング」。
いつもこのように言い換えトレーニングを繰り返しておけば、やがてスムーズに言い換えが浮かび、上手に英語化出来るようになると思います。
今回は以上です。